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高校までの各教科が農学部の勉強(研究)でどう活かされるのか


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前回大学の勉強と高校の勉強について記事を書きました。

 

今回は高校までで学んだ具体的な教科が大学の農学部の勉強でどう活かされたのか種間ですが書いていこうと思います。

 

 

数学

農学部は理工学部と比べて数学はあまり使いませんでした。

ただ、自分は水理学や構造力学、基礎物理学などを取っていたのでそこで使用しました。

 

それは物理じゃないのか?というツッコミが来そうですし、実際は物理に近いです。

 

ただ、微分と積分は本当に多用して考え方は物理ですが数学はそれらを計算する「道具」として使っていた感じでした。

 

また、経済を勉強するときはこれまた微積を使いました。

 

結論:微積が大事

 

 

英語

英語はおそらく必須科目どころか必須スキルでしょう。

授業を受けるのにも英語が必要ですが一番大事なのは論文を読むときです。

 

自分は英語で書かれた論文をひたすら探して読むという作業をしなければならない時期があり、単語自体は調べればいいとしても文法の知識やら翻訳の技術はしっかりと高校までで土台をつくっておくべきだったと思いました。

 

化学

化学も農学をやるうえでは非常に必要になってきます。

どのような分野に科学の知識が必要なのか以下に示します。

 

分子生物(生命):DNAをはじめ体のあらゆる物質は化学レベルまで基礎科目として勉強します。物質としての特性だけでなく水素結合の知識などが重要になってきます。

 

肥料学:肥料は化学反応と密接な関わりがあります。pHの話、亜硝酸の発生経路、必須元素・微量元素と植物の関連などをしっかりと理解するためには高校化学を理解しておく必要があります。

 

生化学:生物分野と化学分野を合わせた様な内容です。アミノ酸など高分子分野を特に理解しておく必要があります。

 

遺伝学:DNAの塩基配列以外にも蛍光、PCRの原理などに化学の内容が出てきます。

 

化学(大学の分野):SP軌道などで電子の知識がいったんリセットされますが大まかなイメージをつかむために高校化学の知識は必要です。

量子化学は詳しくはやっていないのですが資料を見る限り自分の知識では計算が不可能だと思いました。

 

とりあえずぱっと思い浮かんだだけでもこのように多くの分野で必要な知識として出てきます。化学と生物の両方の知識がセットで必要になる場面が多いと思いました。

 

物理

物理は数学とセットで使う場面が多いです。

数学を道具として利用し、理論を物理の知識で物体がどうなるのかをシミュレーションしていく感じです。

 

例えば構造力学では最初は小学生の時にやるテコをモーメントの知識を用いて詳しく見ていきます。

高校まででは棒などは限りなく細いという暗黙の設定があったりしますが大学では実際に形がある棒の内部にはどのような力がかかっているのかを確認していきます。

最終的な計算は数学の変数分離型微分方程式などで実行しますがモデルを把握するために物理の考えが必要となってきます。

 

地理

植物は世界中に存在します。そして普段自分達が食べている野菜や果物ももともとはホットスポットを中心とした地域からどんどん拡散していったりしました。

ホットスポットや拡散先の地形・気候を把握するために地理分野の理解が必要になることが多いです。

 

また、気象学でも地理の考えは地味に活きたりします。

これについてはマクロな視点での気象の把握に一役買ってくれます。

 

まとめ 他の教科について

今紹介したのは大体は教養分野で習う科目なので高校までの学習からそこまで大きく飛躍はしないです。

ただ、これらの知識がないと専門分野の理解は難しく(自分は専門で苦戦しました)、それらを理解するための教養レベルの内容を理解する時に高校までで習っておいてよかったと思った科目も有りました。

 

今回紹介しなかった国語や社会の教科も一般教養(憲法など)で必要になって来たりします。